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【サラリーマン不動産投資家夜逃げ体験談】家賃保証会社・連帯保証人は必要か?物件の引き渡し、原状回復、未回収家賃など発生した費用とは?今後の対策は?

不動産投資にはさまざまなトラブルがつきものであるが、私が経験したトラブルの中で1番きつかったのが夜逃げである。夜逃げはあるとは聞いていたものの、まさか自分に物件で発生するとは思っていなかった。

ここでは夜逃げの私の体験談を紹介していきたいと思う。

夜逃げが発生した物件のスペックは?間取り・家賃・入居者は? 

私が所有する某地方都市のファミリータイプの一棟マンション。間取りは2DKで家賃は5万円前後と、その都市では生活保護を受けているシングルマザーも対象となるエリアではあった。その入居者も30歳前半のシングルマザーで、高校生と小さな子供を連れての入居だった。

この物件は他の部屋でも生活保護の人を受け入れており、特に問題にはなったことがなかったので、生活保護については警戒したことがなかった。むしろ生活保護を受けている人は、引っ越し費用の捻出が難しいので、長期入居になる可能性が高いとも思っていた。

今回夜逃げをしたシングルマザーは家賃保証会社をつけてもらっていたが、特に敷金は預かっていなかった。そして入居から1年経たずして夜逃げが発生した。

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夜逃げ発覚の経緯は?残置物の撤去や部屋の引き渡し。家賃保証会社利用は絶対に必要。 

不動産管理会社から夜逃げが発生したことの連絡を受ける。入居者は家賃保証会社を付けていたため、不動産管理会社も家賃保証会社から連絡を受けて知ったようだ。家賃保証会社が入居者から家賃の入金がなく、連絡が取れなくなったことから不動産管理会社に現場の確認を行いたいとの連絡があった。そして確認しに行くと、ほぼ荷物が無く夜逃げした状態であった。

日本では入居者が法律上守られているため、夜逃げしてしまったとしても通常は残置物の撤去をすることはできない。勝手に処分してしまうと、住居侵入と器物損壊で訴えられる可能性がある。合法的に残置物を処分するには、建物退去明渡請求訴訟を起こし、勝訴判決が出てから強制執行手続きを行わなければならない。相当な手間にもなるし、時間もかかりそうだ。

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夜逃げによる損失は?家賃保証会社の保証内容詳細は?入居者への損失の請求は? 

今回の夜逃げでは、家賃保証会社が付いていたため、彼らが勝手に残置物を撤去してくれた。入居者との契約がどうなっているのかは不明であるが、家賃保証会社が付いていたおかげで、残置物の撤去で頭を悩ますことは無くなった。

家賃についても残置物を撤去した日までの家賃と原状回復費用として家賃の1ヶ月分が家賃保証会社から振込された。ここまでで私の費用負担は発生していない。部屋の受け渡しも完了していたため、新規募集のための原状回復を行う必要があった。原状回復には家賃の2ヶ月分相当の約10万円が発生し、明らかに入居者の過失と思われる部分や、入居期間も1年未満のため、通常であればそのほとんどを入居者負担とすることが可能であった。

この夜逃げによって私は原状回復費用の約5万円が持ち出しとなっている。入居者は生活保護を受けていたため、役所に連絡を取って本人の居場所はある程度特定することができたが、連絡は取れていない。今後、家賃保証会社からも情報をもらいながら、持ち出しとなった費用の請求を行っていくが、現実的には回収はかなり厳しいと思われる。

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【サラリーマン不動産投資家夜逃げ体験談】まとめ 

夜逃げによって原状回復の持ち出しは発生したが、家賃保証会社を付けていたため、残置物の撤去など、損失は最小限に抑えることができたと思う。家賃保証会社ではなく、連帯保証人であれば、残置物の撤去に時間を要していたことから、夜逃げ対策には家賃保証会社は絶対必要だと実感した。

できれば夜逃げは経験したくないが、損失は最小だったと思う。是非夜逃げに悩んでいる人や、賃貸経営をしている人にとって、少しでも参考になれば良いと思う。

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