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西武信用金庫、収益不動産への融資状況。2018年10月以降の変更点とは?

スルガ銀行のシェアハウス「かぼちゃの馬車」向けの不正融資問題やTATERUの問題によって、収益不動産向け融資の状況も大きく変わってきている。

都内の物件に対して積極的に融資を行っていた西武信用金庫の融資姿勢にも変化が起きてきているので、紹介していきたいと思う。

⇒【「かぼちゃの馬車」問題を解説
⇒【上場企業のTATERUが不正融資に関与

西武信用金庫の収益不動産向け融資条件 

西武信用信金は金利2.0%~2.5%、融資期間は最大35年程度で耐用年数超えの物件にも融資を出すなど、収益不動産を購入している投資家からで利用している人は多い金融機関だった。

融資金額については物件価格の80%が上限とされていたが、中間省略登記や二重売買契約を行うことで、実質的にはフルローンで融資を受けている人が多い。

融資は個人でも法人でも対応可能。

スルガ銀行のシェアハウス「かぼちゃの馬車」向け不正融資問題が明かになった後も、西武信用金庫は比較的積極的に不動産向け融資を行っていた金融機関の一つである。

⇒【2018年10月スルガ銀行金利交渉成功例
⇒【静岡銀行に金利引き下げ交渉

西武信用金庫、中間省略登記は取り扱わない? 

では2018年10月以降、西武信用金庫の収益不動産向け融資はどのように変わったのだろうか?

まず最近の不動産業者の廃業・倒産が相次いでいることを受けて、中間省略登記の取扱いが厳しくなっている。

不動産業者との関係性においては受け付けてもらえるケースはあるかもしれないが、原則としては厳しいと考えていた方が良いだろう。

⇒【中間省略登記の詳細をわかりやすく解説
⇒【銀行融資二重契約オーバーローン

西武信用金庫、新設法人への融資は行わない? 

西武信用金庫は以前は新設法人に対しても融資を行っていたが、2018年10月以降は行わないこととなっている。

また新規の不動産業者や投資家に対する融資も厳しくなっており、実績がないと難しくなっている。

⇒【サラリーマンにおすすめの不動産投資方法
⇒【区分マンションをおすすめしない理由

まとめ 

スルガ銀行の不正融資問題によって、金融機関の収益不動産向けの融資は引き締まっており、西武信用金庫も例外ではない。

金利2.0%~2.5%、最大35年というような融資条件に変化はないが、中間省略登記を扱わなくなったり、新設法人や新規の投資家に対する融資は厳しくなってきている。

今後ますます融資は厳しくなってくることが予想され、条件はさらに引き締まる可能性がある

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