注目の記事 PICK UP!

【ケイエスホーム】千葉の不動産会社が脱税の詳細とは?兼崎社長も刑事告発。

千葉県習志野市に本社がある不動産販売会社「ケイエスホーム」と兼崎正次社長が法人税約1億3,000万円を脱税したとして、告発されたことが明かになった。

ここでは「ケイエスホーム」についてみていきたいと思う。

⇒【プロフェスサービス2億円脱税

「ケイエスホーム」会社概要 

「ケイエスホーム」は2016年8月25日設立と比較的新しい不動産会社である。本社は千葉県習志野市にあり、Twitterで写真があがっていたので、引用させて頂く。

2018年12月には千葉県船橋に新店舗をオープンしたばかり。業務内容は主に「コンサルティング」「物件管理」「物件販売」となっている。

「ケイエスホーム」脱税の詳細 

「ケイエスホーム」は会社設立直後の2016年11月期に、茨城県守谷市の土地約2.4万平方メートル(東京ドームの約半分)を購入し転売。知人らに虚偽の業務委託契約書や領収書を作らせて、架空の経費を計上し、約5億2,200万円の所得を隠したとされている。

告発された同社の兼崎社長は既に修正申告をして、一部納税をしたこととコメント。土地買収のために裏金が必要となり、脱税をしたようだ。設立直後の会社がいきなり5億円以上のも利益を上げるとは驚きである。

「ケイエスホーム」のビジネスモデル 

「ケイエスホーム」のビジネスモデルをホームページから推測すると、最近はやりであった三為業者のようなものではなく、土地を安く仕入れてそれを市場価格で転売していた真っ当な不動産会社である可能性が高そうだ。

ただ転売している土地の規模を考えるとかなりの資金が必要になり、法律上アウトではないが「中間省略登記」を行って、資金負担が発生しない商売形態にしている可能性はあるかもしれない。

⇒【中間省略登記の詳細をわかりやすく解説
⇒【三為業者の詳細をわかりやすく解説

まとめ 

「ケイエスホーム」が1億円以上の脱税で刑事告発。千葉県の設立されたばかりの不動産会社がこれほどの規模の利益を上げており、脱税していたというのは驚きである。不動産業者はうまくやれば大きく儲けることができるビジネスであることがわかったニュースだった。

<こんな記事も読まれています>

⇒【金利1%台に借り換えできるサービス
⇒【「OYO」日本の不動産賃貸事業へ参入
⇒【「アルファ・インベストメント」破産
⇒【「大東建託」地主とトラブルか
⇒【「レオパレス21」が改修工事を行わない?
⇒【サラリーマンが好条件の融資を受ける方法
⇒【サラリーマン向け銀行融資・借入の基本
⇒【銀行借入と現金購入はどちらが有利?

関連記事

  1. 「アルファ・インベストメント」破産。不動産販売業者、銀行融資引き締めが影響。

  2. 【サラリーマン向け】不動産投資のしつこい電話営業の断り方をわかりやすく解説

  3. Liv trust(リブトラスト・リブグループ)の評判。億り人不動産セミナー・利回りは詐欺?

  4. TATERU(タテル)が不正融資に関与。西京銀行に顧客の預金残高を改ざん・水増しして審査申込。三為業…

  5. 「アパマンショップ」クリーニング代を不正請求?札幌でスプレー缶ガス抜き爆発事故で明かに。

  6. シノケン、預金の改ざん・水増しなどの不正行為はないとニュースリリースで発表。TATERU問題を受け、…

  7. 「不動産投資塾(スクール)」入会時の注意点を解説。収益構造や課金ポイントとは?

  8. 「レオパレス21」外壁施工不良の改修工事を行わない方向で検討?対象物件数や影響は?

  9. シノケン二重売買契約で不正にフルローンを週刊新潮が報道?西日本シティ銀行が融資を実行?

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

人気記事

アーカイブ

PAGE TOP