不動産投資をはじめるにあたって、最も重要となってくるのが物件選び。東京オリンピックも控え、不動産の値上がり益が狙えるが利回りは低い東京か、高利回りでフルローンも出やすい地方なのかで悩む人は多いことだろう。
ここでは不動産投資初心者から良く出る質問の、東京と地方どちらの不動産物件を買うべきか、について考えていきたいと思う。
目次
3つの不動産投資戦略とは?値上がり益を狙うキャピタルゲイン型、家賃収入で稼ぐインカムゲイン型、その両方を狙う方法。
不動産投資で成功するやり方というのはさまざまであり、このやり方でなければ成功しないというものではない。その人が不動産投資に求めることによって、最適な投資戦略というのは変わってくるのである。
そのためどのエリアに不動産を購入したら良いかという質問には、戦略次第という回答になるが、もしどちらかと言われればもちろん東京に購入した方が不動産価格は安定して上昇が狙えるので手堅い投資を行うことができる。
不動産投資の戦略は主に3つに分けられると考える。不動産の値上がり益を狙っているキャピタルゲイン型、不動産からの家賃収入を狙っていくインカムゲイン型、そしてキャピタルゲインとインカムゲイン両方を狙っていく方法。以下それぞれの方法について紹介していく。
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東京と地方、不動産投資エリアによる戦略の違いは?東京では値上がり益、地方では高利回りを狙う。
インカムゲイン型であれば東京都の一等地と呼ばれるエリアに不動産物件を購入するのが一般的な手法である。この場合利回りは低く、3%前後ということもあり得るため、銀行借入で不動産を購入した場合には、キャッシュフローがマイナスになることが多い。日本の景気が良ければ不動産価格は大きく上昇することになるため、不動産売却時に大きな利益を得られる可能性がある。
キャピタルゲイン型であれば地方都市に不動産物件を購入するのが一般的な手法である。この場合利回りは高く、10%以上を狙うことができるため、銀行借入で不動産を購入していても、キャッシュフローはプラスにすることができる。土地の値段は大きく動くことはないため、売却時に大きな利益を望むことは難しい。
インカムゲインとキャピタルゲイン両方を狙っていくのであれば、首都圏や地方の主要都市で不動産物件を購入するのが一般的な手法である。家賃収入でのインカムゲインを稼ぎつつ、不動産市況が良くなれば売却によっても利益を得ることが可能。銀行借入で購入していても、キャッシュフローはプラスにすることができる。
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安定・安全型は東京の一等物件、サラリーマンリタイアを目指すなら地方の高利回り物件。
不動産投資で安全に将来の資産を形成したいと考えるのであれば、東京の一等地に不動産を購入するキャピタルゲイン型を狙っていくと良いだろう。東京の一等地であれば不動産価格が大きく下落するリスクは少なく、むしろ上昇を狙っていくことができる。
不動産投資でサラリーマンを引退するレベルまでやっていきたいと考えるのであれば、地方の高利回り物件を買うインカムゲイン型を狙っていくと良いだろう。サラリーマンをリタイアするのであれば、キャッシュフローと追及する必要がある。
それらの中間を狙いたいのであれば、首都圏や地方の主要都市に利回りも良く、立地も良い物件を購入していくと良いだろう。家賃収入で手堅く資産形成をしつつ、不動産市況が良くなれば売却益を狙うことができる。
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東京と地方どちらの不動産物件を購入すべきかまとめ
不動産投資をやるなら東京で物件を購入したいというのは、誰もが考えるが、いざ不動産物件を探してみると、東京の不動産物件の高さに驚くことだろう。東京の物件はそれだけ需要が多く、価格が高騰して利回りは低くなってしまう。
自分の不動産投資戦略を決めて物件探しを行わないと、いつまでたっても不動産投資をはじめることはできないだろう。是非この記事を参考にして、どの手法を取っていくのか決めて頂ければと思う。
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