不動産投資では、知識を付けて利回り計算などから物件の選定を行っていくが、最終的にその物件を買うか買わないかは、実際に物件を見てから判断することになる。
不動産投資初心者はどのように物件を見る目を養っていけばよいかわからないと思うので、解説していきたいと思う。
目次
実査に物件を運用してみるのが、一番の近道。小さくはじめて、経験を積むのが良い。
一番手っ取り早い方法は、実際に買って運用してみることである。この際は大きな不動産物件ではなく、規模の小さいものや、儲からなそうな物件でも良い。親族が物件を持っているなら、それを譲ってもらって運営してみると良いだろう。
自分で物件を運営してみると、その後に物件を探して不動産投資を検討する際に、体験から具体的に比較することができて、わかりやすくなる。
もし安全に時間をかけて不動産投資をすすめたいのであれば、小さくはじめて経験を積んでみることをおすすめする。
不動産投資は根気と時間がかかるビジネス。多くの物件を見て、目を養おう。
初心者のサラリーマン投資家に多いのが、書籍を読み漁って多くの不動産セミナーに参加するものの、多額の銀行ローンや不動産賃貸経営のリスクが気になってしまい、実際に不動産投資をはじめることができないケース。
不動産投資は時間と根気が必要な投資であるため、それを覚悟して進める必要がある。まだ物件を持っていない初心者は、とりあえず多くの物件資料を取り寄せて、可能な限り物件を視察してみると良いだろう。50件の物件を見れば、物件の良し悪しを判断できるようになるだろう。
インターネットから簡単に物件を探すことが可能。多くの資料を取り寄せて経験を積もう。
不動産物件は、今やインターネットで簡単に探すことができる。楽待や健美屋など大手の不動産投資物件を扱っているサイトでは、多くの物件を閲覧することができる。資料請求もインターネットからできるので、面倒がらずにとりあえずやってみると良いだろう。
物件の選び方は、いくら人に教えてもらったり、書籍等で勉強しても、実際に見て経験を積むしかない。時間と手間のかかる作業ではあるが、失敗する人にありがちなのが、現場をよく見ずに、不動産業者にすすめられるがままに購入してしまうパターン。
直観的に購入すべきかしないべきか、を判断できるレベルまでに、物件を見たほうが良い。ここまでできる人はなかなかいないので、それだけで大きな差別化となる。
【不動産物件を見る目】どのように養うことができるのかまとめ
不動産投資は金額が大きいのにもかかわらず、経験をあまり積まずに年収の何倍もの銀行ローンを組んで物件を購入し、失敗する人も多い。時間と根気がいるビジネスであることを理解して、多くの経験を積むようにしよう。
多くの人は書籍を読んだりセミナーに参加するだけで物件を購入してしまうので、たくさんの物件を見れば差別化となる。
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