不動産投資では当たり前であるが、良い物件を見つけることが条件となる。そして良い物件を見つけるためには、不動産業者の協力が必要だ。では、不動産投資で成功している人たちはどのように不動産業者と関係を構築しているのだろうか?
ここでは不動産業者から嫌われるサラリーマン不動産投資家の特徴をみていこうと思う。これらの行動をしなければ、不動産業者から良い物件を紹介してもらえる可能性は高まるだろう。
不動産業者を信用しない
不動産業者から信用してもらうには、まずこちらから不動産業者を信用することが重要である。そのためには、こちらの情報はしっかりと公開していかなければならない。具体的には、氏名、勤務先、自己資金額、年収あたりの情報は最低限開示する必要がある。そしてどのような不動産物件を購入したいのかも伝えるようにしよう。
これらの情報を具体的に伝えることで、不動産業者からは本当に購入する意思がある人であることがわかる。不動産業者も忙しいので、情報開示がない投資家を相手にしている時間はないのである。
業者をたくさん回っていて、購入実績がない
さまざまな業者を回っているにもかかわらず、まだ不動産物件の購入実績がない場合は、今後も購入する可能性は低いと思われてしまう。
また属性などの条件が良いサラリーマン投資家であっても、他の業者も回っていることがわかると、自社のみで探している投資家を優先してしまう。明らかなウソは良くないが、購入する意思はしっかりと示して、物件紹介を受けた場合には、誠実に対応する必要がある。
自己資金が少ない
いくら不動産に対する知識があっても、銀行借入を前提とした一棟物件を探している場合は、自己資金が少ないのは致命的となる。銀行融資が組めそうにない投資家の相手をするのは時間の無駄となってしまう。
不動産業者の中には銀行との関係性が良く、フルローンやオーバーローンを組める物件を探してくれる可能性はないことはないが、自己資金の多さは最大のアピールとなる。また、属性が良くても自己資金が少ないとマイナス材料となり、属性はあまり良くなくても自己資金が多ければ、貯蓄ができる人ということで評価は高くなる。
態度や対応が悪い
不動産業者は、物件を購入すればこちらから手数料を支払うことにはなるが、客だからといって傲慢に対応すると不動産業者から嫌われてしまう。常にこちらからお願いしているという気持ちで、見下すことなくビジネスパートナーとして対等に接することが必要だ。
これは不動産投資に限らず、全てのビジネスに共通している。不動産物件購入後も不動産管理会社などと対応していくにあたって、態度が傲慢な人が成功することはないだろう。
不動産業者から嫌われないように、しっかりと対応する必要がある。
不動産業者から良い物件を紹介してもらうコツまとめ
不動産投資では多くの人と関わることになるが、まず態度が悪ければ良い物件を紹介されることもないし、その後の賃貸経営で成功することもないだろう。良い物件を紹介してもらうには、不動産業者を信用して、良好な関係を構築するようにしよう。
それ以外にも、物件を紹介されたときに購入出来る客であることがわかるように、自己資金も貯めるようにしよう。
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