不動産投資に興味を持った場合、まずはどのようなことからはじめればよいのだろうか?不動産に関する書籍を読み漁る、数多くのセミナーに参加する、不動産業者から物件の資料を取り寄せる、といったことを思い浮かべる人は多いだろう。
もちろんこれらの行動は大事であるが、初心者が最初にやるべきことについて、みていきたいと思う。
目次
不動産投資ではじめに行うのは目標設定。具体的に決めないと効率的に物件を探すことができない。
不動産投資では、良い物件を見つけて、良い条件の銀行融資を受けることが成功に繋がる。そのためには不動産に関する知識を付けて、物件や銀行を探すという人は多いだろう。確かに間違ってはいないのだが、このやり方では適した物件を見つけることは難しいだろう。
それでは何から始めたほうがいいのだろうか?それは不動産投資の目標設定である。不動産投資で何を目指すのかが明確にならないと、どのような物件をどういう条件で探していけば良いのか明確にならないし、効率的に物件を探していくことはできないだろう。
また不動産業者と話していても、なんとなく良い物件が欲しいと伝えても、属性が抜群の良かったり、自己資金が多いなどの事情が無い限りは、具体性がないため、相手にされない可能性が高い。
不動産投資の目標設定が無ければ、不動産業者に相手にされないことが多い。キャッシュフローの目標を設定しよう。
最初の段階で目標設定を行わずに不動産物件を探している人は意外と多い。私も、最初は目業がないまま、一棟物件から区分所有まで、エリアも限定せずにひたすらに良いと思う物件を探したりしていた。
ただこのような状態で不動産物件を探しても、明確な基準がないため、即決することができずに、買い逃してしまうことが多い。加えて、一般的なサラリーマンは不動産業者に相手にしてもらえないことが多く、相手にしてくれるとすれば悪徳業者くらいになってしまう。
まずは不動産投資でどの程度のキャッシュフローを実現したいのか、それを実現するためにどのような不動産物件を購入していくのかを明確にすることが重要である。例えば、不動産投資で月間のキャッシュフロー100万円以上を目指すのであれば、区分所有マンションでは実現することは難しい。月間のキャッシュフロー10万円を目指すのであれば、高額なRC物件ではなく、小さめのアパートや戸建てなどでも実現可能となる。
不動産投資をはじめたい初心者が最初にやるべきことをわかりやすく解説まとめ
不動産投資をはじめるのであれば、まずは目標設定をすることからはじめてほしい。目標が明確になれば、取るべき行動も明確になって、効率的に物件を探すことができるだろう。
不動産投資は時間と根気が必要となるため、やみくもに探していると良い物件を見つけられずに、諦めてしまう人が多い。不動産投資は魅力的な投資であるため、諦めてしまうのはもったいない。
<こんな記事も読まれています>
⇒【東京と地方どちらに不動産物件を購入すべきか?3つの不動産投資戦略とは?】
⇒【サラリーマンに適した不動産投資スタイルとは?不動産ファンドより有利な理由とは?】
⇒【不動産物件価格が変動する要因をわかりやすく解説。賃貸需要や人口は関係ない?】
⇒【ワンルームとファミリータイプ、都心でサラリーマンが購入するならどっち?】
⇒【サラリーマンが都心で不動産を購入する際の立地の考え方とは?】
⇒【サラリーマンが最初に購入するのは区分所有と一棟物件どちらがよいか?】
⇒【区分所有の問題点、サラリーマンにおすすめしない理由とは】
この記事へのコメントはありません。