銀行から融資を受けて不動産投資を行う場合、金額が大きいため連帯保証人が必要と考えている人は多いだろう。
結婚している人であれば奥さんが連帯保証人になってくれる可能性はあるかもしれないが、独身の場合には頼める人がいなく、不動産投資を行うことはできないと考えているかもしれない。
ここでは不動産投資で連帯保証人は必要なのか、についてみていきたいと思う。
連帯保証人がいなくても不動産融資は可能。
サラリーマンが不動産投資を行う場合には、基本的に連帯保証人がいなくても、銀行融資を受けることができる。
銀行がサラリーマンに融資を行う際には、不動産物件から得られる賃料収入、不動産物件の担保価値、不動産オーナーの属性や資産を評価することとなる。
そのため、不動産投資では連帯保証人を用意できなくても、融資を受けられる可能性は十分にあるので、検討してみると良いだろう。
ただ、連帯保証人を立てることができれば、より有利な条件で融資を受けられる可能性もあるが、万が一の際を考えると連帯保証人は立てずに融資を受ける方向を見つけていくべきである。
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結婚していても配偶者が連帯保証人にならないほうが良い。
もし結婚している人が銀行から融資を受ける場合には、配偶者を連帯保証人とすることを求められる場合がある。
連帯保証人になるには書類にサインをしてもらう必要があるため、配偶者の不動産投資に対する理解が必要であり、これがなかなかハードルが高いことが多い。
連帯保証人は確かに債務者と同じ責任を取ることにはなるが、日本では言葉時代のイメージが悪く、また親などに相談されたら確実に反対されることが多いだろう。
結婚して不動産投資を行うのであれば、不動産投資に対して理解してもらうことは重要となるが、連帯保証人にまでなってもらう必要はないと考えている。
もし配偶者が働いていて安定した給与所得があるのであれば、連帯保証人になってもらうのではなく、配偶者の属性を活かして新規の借入に使った方が良いだろう。
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不動産投資で連帯保証人は必要なのかまとめ
銀行は融資を行う際、できるだけ保全を高めるために、連帯保証人を求めてくることは多い。
法人で融資を受ける場合にも、オーナーからの個人保証を求められることが多いだろう。
ただ個人で不動産投資を行う場合には、連帯保証人を付けずに銀行から融資を受ける方法はあるので、連帯保証人の事は考えずに検討していった方が良い。
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