スルガ銀行が融資を行っていたスマートデイズが運営するシェアハウス「かぼちゃの馬車」。
融資を受けていたのは高属性のサラリーマンが中心とみられていたが、先日の報道でJリーガーも融資を受けていたことが明かになった。
その時は選手名について明かになっていなかったが、どうやら被害を受けたのは元日本代表の平山相太選手であることがわかった。
その他にも羽生直剛選手、徳永悠平選手も被害を受けており、3人には共通点があった。
ここでは被害のあった3人についてみていきたいと思う。
目次
平山相太、FC東京時代の2015年に「かぼちゃの馬車」購入か。
平山相太選手が「かぼちゃの馬車」を購入したのは、FC東京に所属していた2015年ころとみられている。
スマートデイズがサブリース契約で家賃収入を保証してくれていたため、購入当初は順調であったが、2017年10月に突然家賃保証の減額の通知があり、2018年1月には家賃保証がストップし、収入がなくなった。
平山選手は1億円近い融資をスルガ銀行から受けているとみられており、返済に窮している模様。
ちょうどスマートデイズからの家賃振り込みがストップした2018年1月は、平山選手が現役引退を決意した時期と同じ。
そこから大した収入もなく、貯金を切り崩しながら返済しているのだろうか?
平山選手のJリーグ時代の年俸は3,000万円程度。税金も高額であり、どの程度手元に残っているのかは不明である。
羽生直剛・徳永悠平もFC東京時代に「かぼちゃの馬車」購入か?代理人の存在とは?
平山選手の他にも被害にあったJリーガーは羽生直剛選手と徳永悠平選手。
これら3選手に共通するのは、みんなFC東京に所属していたということ。
Jリーガーへの「かぼちゃの馬車」販売については特定の代理人がいたとみられており、この代理人がFC東京在籍の選手を中心に販売していたことになる。
この代理人の氏名は明かになっていないが、スマートデイズか不動産販売会社から紹介料を受け取っていた可能性が高いとみられており、紹介料目当てでJリーガーにシェアハウスを紹介したのだろう。
将来が不安定なJリーガーにとって、スマートデイズの30年間家賃保証というスキームは魅力的に聞こえてしまったのかもしれない。
FC東京は2010年、スルガ銀行がスポンサーを務めるスルガ銀行チャンピオンシップで優勝している。
その選手たちに融資を実行したが、返済に困っているというのだから、なんとも気の毒な状況である。
平山相太、羽生直剛、徳永悠平の現在とは?
平山選手は現在33歳、今年現役を引退し4月からは指導者を目指して仙台大学に通っている。
羽生選手は現在38歳、2018年1月に現役を引退し、現在はFC東京強化部スカウト担当を務めている。
徳永選手は現在34歳、V・ファーレン長崎で現役。
3人とも過去と比較すると収入は相当下がっているものと思われる。
なんとかシェアハウスを満室運営して、少しでも手出すが少ない状況になることを祈りたい。
平山相太、シェアハウス「かぼちゃの馬車」の被害まとめ
平山選手の名前は聞いたことがあるという人も多いことだろう。
そのような有名選手が「かぼちゃの馬車」に被害にあっていたというのは驚きである。
Jリーガーで被害にあったのは10名程度いるとみられていて、他の選手の名前は明らかになっていないが、厳しい状況にあることは間違いないだろう。
FC東京在籍の選手に売り込みをかけていた代理人の存在が誰なのか、気になるところである。
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