投資用マンションの販売を行う「プロフェスサービス」とその社長が、脱税容疑で東京国税庁から告発されていたことが明かになった。
ここ数年間はサラリーマンで不動産投資を行う人が増え、サラリーマン向けの販売で業績を拡大しています。
ここではプロフェスサービスの脱税についてみていきたいと思う。
プロフェスサービス脱税の詳細
脱税で告発されたのは「プロフェスサービス」と社長の宮澤伸幸氏。
知人の会社と架空の業務委託契約を締結し、不動産仲介を委託したように見せかけて、約2億2,000万円を送金し、所得を隠した疑い。
宮沢社長は送金した現金を戻させ、知人に貸したりしていた模様。
脱税した金額は約6,600万円と、いかに不動産業者が利益を上げているのかがわかる。
既に修正申告は完了しているとのことだが、明かに意図的に脱税をしており、悪質である。
引用:プロフェスサービス
プロフェスサービス会社概要。「楽待」でセミナー募集
プロフェスサービスは2010年10月に設立された、比較的新しい会社で、本社は六本木一丁目。
首都圏を中心に一棟マンションの販売を手掛け、2016年度の売上高は93億円となっている。
どのような手法で不動産の販売を行っていたのかはわからないが、売上高から判断すると、契約に売主として入る、いわゆる三為業者の可能性が高そうだ。
主要取引銀行は10行あるが、スルガ銀行の名前はなく、問題になったような不正融資が行われていたのかはわからない。
引用:プロフェスサービス
ただ他の銀行でも不正は行われていたと言われており、「プロフェスサービス」もそのような手口を使っていたのだろうか。
不動産情報を取り扱う大手サイトの「楽待」でも、セミナーを募集していた。
現在はセミナーの募集は行っていないが、過去には以下のようなセミナーを開催している。
引用:楽待
まとめ
「プロフェスサービス」がどのように不動産販売を行っていたのかはわからないが、脱税の仕方が悪質であり、不動産販売においてもグレーなことをやっていた可能性は高そうだ。
今後「楽待」あたりがスキームについて記事にするかもしれないので、注目していきたい。
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