収益不動産物件を持っている人の中には、畳の部屋があるという人もそれなりにいると思う。
退去が発生した場合には、畳の表替えを行う必要があり、その金額もそれなりに大きくなってしまう。
ここでは私が管理会社の見積もりから、畳の表替え費用を半額に抑えた体験談を紹介していきたいと思う。
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管理会社からの畳表替えの見積もり料金
退去が発生したのは私が北陸地方に保有している一棟マンションの物件で間取りは2DK、一部屋が畳の部屋となる。
6畳の部屋であり、管理会社から来た原状回復の見積もりだと1畳あたり5,400円(税込)、6畳で32,400円(税込)となる。
実際に他の物件でも同じような金額で見積もりが来ていたことがあり、特別高いという印象ではなかったのだが、不動産投資を行っている知り合いから3,000円前後でやってくれる業者もあるということで、価格交渉ができないか管理会社に相談してみることにした。
管理会社からの見積もりには畳の表替えに加えて、ルームクリーニング、エアコンクリーニング、クロス張替えで95,040円(税込)だった。
単価については決まっていて見直すことができないとのことであったが、全体として8,000円の値引きは応じられるとのことだった。
10%弱の値引きなので、1畳あたり4,860円程度の金額に相当することになる。
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インターネットで見つけた業者の畳の見積もり料金
まだまだターゲットとする3,000円には程遠いため、「地域名 畳表替え」と入力してグーグルで検索してみることにした。
すると複数の業者がヒットしたのだが、その中で安いところは1畳あたり2,700円(税込)とターゲットにする金額より安いところがあった。
物件の所在地がエリアの対象になっていることを確認して、メールで問い合わせてみると、翌朝すぐに電話がかかってきてその価格で対応ができることが確認できた。
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自分で業者を探すことのメリット・デメリット
支払いについては管理会社が請求書での立替払いが可能とのことであったが、業者から新規の客ということで現場での支払いが必要とのことであったため、見積もりを貰って事前に振込することで対応することにした。
物件のカギは南京錠であるため、番号だけを伝えれば問題はなく、これから業者に現場を見てもらって見積もりを貰うことになっている。
エレベーターがない物件の階数が3階であれば324円(税込)、4階以上であれば432円(税込)が発生するようだが、今回の物件は1階のため追加料金は発生しない。
追加料金が発生したとしても管理会社の見積もりよりも大幅に安いため、自分で発注する予定ではある。
管理会社からの見積もり対比45%くらい安いので大きな節約となる。
自分でやり取りしなければいけないのは手間ではあるが、これだけで1万円以上の節約となるので、やる価値は十分にあると考えている。
1回使ってみて、問題が無ければ今後も継続的に使っていきたいと考えている。
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まとめ
管理会社経由原状回復を依頼すると、管理会社が利益を乗せているケースが多く、割高になってしまうのが一般的である。
時間がない人は見積もり通りの金額を受けている場合も多いとは思うが、少し自分で調べるだけでも大きな節約になる可能性がある。
実際に自分で手配するとなると手間がかかってしまうため、費用を調べた上でそれをもとに値引き交渉をしてみるというのも良いだろう。
私は今後も他の費用も含めて節約を考えているので、他にも節約できる部分があれば記事にしていきたいと思う。
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