「きらぼし銀行」は1都3県を中心に不動産投資向けに融資を行っており、貸出金利も2%中盤と魅力的な水準である。特に1・2棟目の融資に関しては好条件の融資が出る可能性が高い。
ここでは「きらぼし銀行」の融資状況・金利条件についてみていきたいと思う。
⇒【「横浜銀行」2018年11月以降の融資状況】
⇒【「東日本銀行」融資状況・金利条件】
目次
「きらぼし銀行」対応顧客・物件対応エリア
「きらぼし銀行」の対応顧客エリアは、支店の営業エリア内に居住しているか勤務していることが条件となる。
物件対応エリアは東京都は23区に加えて立川・八王子など、神奈川県は横浜市・川崎市・相模原市・海老名市・大和市など、千葉県は船橋市など、埼玉県は川口市など、と都県によっても限られているので注意が必要だ。
「きらぼし銀行」年収・金融資産
「きらぼし銀行」の不動産投資向け融資では年収や金融資産に明確な基準はないが、もちろんサラリーマンで安定収入があり、所得が多い方が有利なことは間違いない。
ただ基準が明確化されていないということは、誰にでもチャンスがあるということなので、年収が低かったり、金融資産が少なくてもチャンレンジしてみると面白いかもしれない。
「きらぼし銀行」対象不動産
「きらぼし銀行」の融資対象不動産はアパート・マンション・戸建・区分所有などの共同住宅となっている。
テナントや店舗などは基本的に融資を行っていないので注意が必要だ。
「きらぼし銀行」金利・融資金額・期間
「きらぼし銀行」の不動産投資向け融資金利は、2%中盤となっている。
融資金額は1億円が基準となっている。物件の評価が伸びれば諸経費を含めたオーバーローンの可能性もある。
融資期間は新築の場合、木造・軽量鉄骨は30年以内、重量鉄骨・RCは35年以内。中古物件の場合は独自の基準機関から経過年数を引いたもので、最大30年。木造・軽量鉄骨の基準期間は25年、重量鉄骨・RCの基準期間は45年。
「きらぼし銀行」3棟目以降の融資・プロパーローン
「きらぼし銀行」の不動産投資向け融資は、1・2棟目までは上述した条件での融資となるが、3棟目以降やプロパーローンになると条件が少し変わってくる。
物件対応エリアは基本的に東京・神奈川に限定され、融資期間は耐用年数以内、融資金額は80%以内となる。
「きらぼし銀行」担保評価・収益計算方法
「きらぼし銀行」の担保評価は積算評価で行い、土地は公示地価と路線価の平均、建物は再調達価格を用い、その合計の70%が評価額となる。
収益計算は満室想定家賃の80%から、返済金額・期間にリスク金利4%で計算し、キャッシュフローがプラスになることが条件となる。
まとめ
1都3県で不動産投資を検討しているなら、「きらぼし銀行」からの融資を受けることを検討してみると良いだろう。
金利は2%中盤という水準であり、年収や金融資産に厳しい縛りがないことから、多くの人が融資を受けられる可能性がある。
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