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「静岡銀行」不動産投資向け融資状況・金利。2018年12月以降。

「静岡銀行」は不動産投資に積極的な地方銀行の1つで、「スルガ銀行」の不正融資問題が発覚して以降も、継続して融資を行っている。貸出金利は3.3%・3.6%と安い水準ではないものの、いまだフルローンも可能でサラリーマン大家にとっては使いやすい金融機関の1つである。

ここでは「静岡銀行」の不動産投資向け融資道教についてみていきたいと思う。

⇒【「横浜銀行」2018年11月以降の融資状況
⇒【「千葉銀行」2018年11月以降の融資状況

「静岡銀行」対応顧客・物件対応エリア 

「静岡銀行」の対応顧客エリアは特に明確な基準はなさそうだが、まずは居住地の最寄りの支店に相談してみるのが良いだろう。

物件対応エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、静岡県となっているが、中でも積極的なのが東京都、神奈川県、静岡県の3つ。

⇒【「東日本銀行」融資状況・金利条件

「静岡銀行」年収・金融資産 

「静岡銀行」から不動産投資向け融資を受けるために必要となる年収は700万円以上が目安となってくる。これは過去数年間というわけではなく、直近の源泉徴収でクリアできていれば問題ない。

金融資産については明確な基準はないものの、物件価格の10%程度はあった方が良いだろう。

⇒【「きらぼし銀行」融資状況・金利条件

「静岡銀行」金利・融資期間・金額 

「静岡銀行」の対象不動産はアパート・マンションなどの共同住宅。テナント向けに融資することはまずなく、区分マンションや戸建てもほとんど聞かない。

貸出金利は3.3%か3.6%で融資期間や団信の加入などによって異なってくる。融資期間は最大で35年で、構造に関わらず最大65年から築年数を差し引いたものが上限となる。

融資金額は物件価格の5%~10%を求められるケースも増えてきているが、引き続きフルローンも可能。最大融資金額は3億円か年収の20倍の、いずれか低い方となる。

⇒【「第四銀行」融資状況・金利条件

「静岡銀行」物件評価・収益評価方法 

「静岡銀行」の物件評価方法は、TASマップと呼ばれる不動産評価アプリケーションが基準となる。土地については相続税路線価の1.2倍が目安となる。

収益評価は個別ではなく全体で行い、収益性を重視する。現況の家賃収入と購入物件の家賃収入に独自の掛け目をかけて、金利4%の返済に加えて住宅ローンなどその他の負債支払い後にキャッシュフローが出るかが基準となる。

⇒【「神奈川銀行」融資状況・金利条件

「静岡銀行」法人プロパーローン 

「静岡銀行」は法人向けのプロパーローンもあり、物件対応エリアは東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県。

年収はアパートローンより厳しくなって1,200万円以上必要なイメージで、対象不動産も共同住宅だけでなく、テナントも可。

金利は3.0%・3.3%・3.6%のいずれかで融資期間は最大30年。融資金額はフルローン可能で、年収の20倍上出ることもある。1億円までの融資に関しては経営者団信が付く。

⇒【「公庫」2018年11月以降の融資状況

まとめ 

「静岡銀行」の貸出金利は安くはないものの、融資へのハードルが低かったりフルローンが可能だったりと、サラリーマン投資家にとっては使いやすい金融機関の1つである。

利回りが高い物件であれば使ってみる価値はあるだろう。

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