不動産物件を保有している場合、毎年固定資産税・都市計画税(以下、まとめて固定資産税とする)の支払いを行う必要があるが、実はクレジットカードで支払いをすることができるのをご存じだろうか?
クレジットカードで支払いを行えば、ポイントが貯まるためメリットが出るケースが多い。ここでは固定資産税のクレジットカード払いについて、みていきたいと思う。
目次
固定資産税をクレジットカードで払えるか調べる
全ての自治体で固定資産税のクレジットカード払いが可能なわけではないので、請求書が到着したら確認してみると良いだろう。また、ほとんどの場合は「Yahoo!公金支払い」を利用しての支払いとなるため、サイト上で確認してみても良い。
Googleなどで「自治体名 + 固定資産税 + クレジットカード」のように検索しても、クレジットカード払いに対応しているか調べることができる。
固定資産税クレジットカード払いのメリット・デメリット
固定資産税をクレジットカードで支払う場合にはポイントを得ることができる一方で、手数料で支払う金額が増えてしまう点は要注意。自治体によって多少差はあるが、10,000万円で80円(0.8%)程度の手数料が発生する。
クレジットカードの還元率が1%以上の場合にはメリットがある形になるが、しっかりとクレジットカードポイントの使い道があるのか確認した方が良いだろう。またクレジットカードで支払いを行うことによって、支払いのタイミングを遅らすことができるというメリットもある。
不動産投資でクレジットカード払いができる費用
固定資産税は不動産物件を保有している限りは支払う必要があり、また金額も高額となることから、できる限りはクレジットカードで支払ってポイントを貯めたほうが良いだろう。数年間続けると大きな違いとなってくる。
また不動産投資を行っていると固定資産税以外にも、電気・水道・インターネットなどクレジットカードで支払いができるものがある。最初の手続きは面倒ではあるが、これらの費用は手数料なしでクレジットカード払いができるため、積極的に行った方が良いだろう。
スルガ銀行のクレジットカードで固定資産税支払い
私は現在、スルガ銀行のクレジットカードを使用して固定資産税などの支払いを行っている。還元率は1.8%であるため、0.8%程度の手数料を支払ってもメリットがある計算となる。
またスルガ銀行のクレジットカードのポイントは、元金相当までポイントが貯まれば返済に充当することができ、その後の金利支払いも軽減されるので、1.8%以上のメリットがある計算となる。
まとめ
不動産投資を行っていると固定資産税以外にも多くの費用をクレジットカードで支払うことができるため、ポイントを大きく貯めるチャンスとなる。固定資産税では手数料が発生してしまうが、支払う金額も大きいのでポイントのインパクトも大きい。
是非クレジットカード払いを検討してみると良いだろう。
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