賃貸不動産を持っている人で物件に無料インターネットを導入しようと考えている人は多いのではないだろうか？インターネット業者は数多くあるが、その中でも「B-CUBIC」は月額費用が安くてお得に見える。
だが実際に料金の見積もりを取ってみたところ、工事代金が他社よりも高く、総合的な費用で見れば安くない結果となった。ここではその詳細についてみていきたいと思う。
「B-CUBIC」は安いのか？
賃貸物件に無料インターネットを導入するべく、「B-CUBIC」をはじめとして3社に3物件見積もりを取ったところ、費用は以下の通りだった。見積もりの条件はほぼ同じである。
月額費用だけ見ると「B-CUBIC」が最安となっているが、工事代金はA社の方が安く、月額合計費用（工事代金6年分割）でもA社の方が安くなっている。もちろん「B-CUBIC」は月額費用が安いので、長い期間で見れば最安になっては来るものの、通常インターネットは6年契約が一般的であるので、ここでは6年での比較とした。
「B-CUBIC」を選ばなかった理由
6年以上の長期契約となれば「B-CUBIC」が最安値となるものの、私は最終的に「B-CUBIC」での導入はしなかった。その理由は、「B-CUBIC」より安いA社は誰もが名前を聞いたことがある大手であること、また他の物件で導入実績があって入居者からの評判が良かったこと、A社の担当が信頼できたことがあげられる。
「B-CUBIC」の料金がA社よりも大幅に安いのであれば導入を検討したが、やはり大手で実績のあるA社の方が安心できた。
もしA社を紹介して欲しいという人がいれば、紹介するのでお気軽にコメントを頂けたらと思う。紹介であれば最初から最安値での見積もりが出てくるため、その後の交渉などのやり取りが不要となって楽である。
「B-CUBIC」の分割手数料
3社の料金比較には、6年間の分割にした際の金利や手数料は含まれていない。「B-CUBIC」は「大阪ガスファインナンス」というノンバンクを利用するようで、分割した際の金利は年1.6%とのことであった。
これに対してA社で分割した場合の金利は年1.4%であったため、分割を利用した場合、実際にはよりA社の方が安くなるのも、A社を選択した理由となる。
「B-CUBIC」の運営会社・評判
「B-CUBIC」はブロードエンタープライズという大阪に本社がある会社が運営している。設立は2000年12月15日と比較的新しい。資本金は約1億３千万円。
マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」の他にも、キャッシュフロー最大化サービス「賃貸経営ネット」の運営、コールセンター事業などを行っている。
「B-CUBIC」の評判についてネット上で調べたところ、特段悪いものは見つからなかった。ただ会社が新しいということもあり、あまり評判が見当たらないというのも事実。
まとめ
私はもともとA社で導入しようと考えていたところ、不動産管理会社から「B-CUBIC」を紹介されて見積もりを取ってみた。もしかしたら不動産管理会社への紹介料が乗せられているので、見積もりが高かったということがあるかもしれない。
ただやはり実績もあって名前もしれているA社は安心である。A社の担当を紹介することは可能なので、コメントを頂ければ紹介する。
＜こんな記事も読まれています＞
⇒【賃貸契約で初期費用を安くする方法】
⇒【プロパンガス契約で金銭的メリットを出す方法】
⇒【インターネット無料導入のメリットを解説】
⇒【「界壁」が無いことの問題点】
⇒【「地面師」の詳細・手口を解説】
⇒【レオパレス物件からの退去費用】
⇒【「火災保険申請代行業者」とは】
⇒【畳を無料で処分する方法】
⇒【固定資産税をクレジットカード払い】
⇒【アパマンショップ消毒料問題の大家への影響】
この記事へのコメントはありません。