「モゲチェック」の不動産投資ローン借り換えサービスには、「利息削減プラン」と「利回り重利プラン」の2種類がある。
どちらのプランがおすすめかは人によって異なるが、一般論としては融資期間を延長し、金利も引き下げることができる「利回り重利プラン」がおすすめ。
ただ目先のキャッシュフローよりもトータルの金利支払い額削減をしたい人にとっては「利息削減プラン」の方が良い場合もあるので、どちらのプランが自分に適しているか考えた上で判断すると良いだろう。
ここでは2つのプランの違いについて解説していきたいと思う。
モゲチェックの「利息削減プラン」とは?
「利息削減プラン」は、今の借入と同一期間で借り換えを行い、金利だけを引き下げるプラン。融資期間が変わらないため金利引き下げの効果を最大限に発揮することができ、トータルの支払金利は最も安くなる。
たとえば、現在の借入の条件が期間25年、金利2.5%だった場合、「利息削減プラン」では期間は同じ25年で金利を最大1.575%まで引き下げることが可能となる。
もし単純に借入金利を下げたいと考えているのであれば、「利息削減プラン」で検討してみると良いだろう。
モゲチェックの「利回り重利プラン」とは?
「利回り重利プラン」は、今の借入よりも期間を長くしたうえで、金利の引き下げも行うプラン。融資期間が延長されるため、「利息削減プラン」よりもトータルの金利支払い額は多くなってしまうが、月々の返済額を大きく削減することができるため、キャッシュフローは一気に増えることとなる。
たとえば、現在の借入の条件が期間25年、金利2.5%だった場合、「利回り重利プラン」では期間を30年にして、金利を最大1.575%まで引き下げることが可能となる。
不動産投資向け融資においては、金利だけでなく融資期間も成否をわける重要なポイントであるため、その両方を改善できる「利回り重利プラン」のメリットは非常に大きいと言える。
「利息削減プラン」「利回り重利プラン」おすすめは?
「モゲチェック」には「利息削減プラン」と「利回り重利プラン」の2つのプランがあるが、両方の提案を行ってくれるので、実際に数字を見た上でどちらのプランを選択することができる。
一般論として今後も不動産投資を拡大していきたいと考えるのであれば、「利回り重利プラン」で月々のキャッシュフローを増やし、自己資金を貯めて次の不動産の購入資金にあてることを検討すべきである。
また万が一、大規模修繕が必要になった際にも、自己資金が多ければ対応できる場合が多く、健全な不動産賃貸経営を行うことができる。これらのメリットを考えると、総額の支払金利は増えたとしても、融資期間は出来る限り長めにとっておいた方が良い。
ただ中には既に十分にキャッシュフローがあるので単純に金利を下げた人や、今後不動産投資を拡大していく予定はないので、早めに返済を行ってバランスシートを健全にしていきたいと考える人もいるだろう。
そのような人は「利息削減プラン」を選択しても良い。どちらのプランが良いかは、人によって異なるので、将来の計画も含めて慎重に検討した方が良い。
まとめ
「モゲチェック」には「利息削減プラン」と「利回り重利プラン」あり、「利息削減プラン」はシンプルに金利だけを削減するプラン、「利回り重利プラン」は金利を削減した上で融資期間を延長するプラン。
一般論としては「利回り重利プラン」の方がおすすめであるが、どちらが良いかは人によって異なるので、慎重に検討すると良いだろう。
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