千葉県習志野市に本社がある不動産販売会社「ケイエスホーム」と兼崎正次社長が法人税約1億3,000万円を脱税したとして、告発されたことが明かになった。
ここでは「ケイエスホーム」についてみていきたいと思う。
「ケイエスホーム」会社概要
「ケイエスホーム」は2016年8月25日設立と比較的新しい不動産会社である。本社は千葉県習志野市にあり、Twitterで写真があがっていたので、引用させて頂く。
しかし郵船ビルに入ってる不動産屋が若いサラリーマン騙して雲隠れする一方、千葉の県道沿いでテントが破れてガムテープで直してる不動産屋が5億儲けて脱税で捕まるという。不動産屋よくわからんな。 pic.twitter.com/MEwCOlSSLa
— どエンド君 (@mikumo_hk) March 18, 2019
2018年12月には千葉県船橋に新店舗をオープンしたばかり。業務内容は主に「コンサルティング」「物件管理」「物件販売」となっている。
「ケイエスホーム」脱税の詳細
「ケイエスホーム」は会社設立直後の2016年11月期に、茨城県守谷市の土地約2.4万平方メートル(東京ドームの約半分)を購入し転売。知人らに虚偽の業務委託契約書や領収書を作らせて、架空の経費を計上し、約5億2,200万円の所得を隠したとされている。
告発された同社の兼崎社長は既に修正申告をして、一部納税をしたこととコメント。土地買収のために裏金が必要となり、脱税をしたようだ。設立直後の会社がいきなり5億円以上のも利益を上げるとは驚きである。
「ケイエスホーム」のビジネスモデル
「ケイエスホーム」のビジネスモデルをホームページから推測すると、最近はやりであった三為業者のようなものではなく、土地を安く仕入れてそれを市場価格で転売していた真っ当な不動産会社である可能性が高そうだ。
ただ転売している土地の規模を考えるとかなりの資金が必要になり、法律上アウトではないが「中間省略登記」を行って、資金負担が発生しない商売形態にしている可能性はあるかもしれない。
⇒【中間省略登記の詳細をわかりやすく解説】
⇒【三為業者の詳細をわかりやすく解説】
まとめ
「ケイエスホーム」が1億円以上の脱税で刑事告発。千葉県の設立されたばかりの不動産会社がこれほどの規模の利益を上げており、脱税していたというのは驚きである。不動産業者はうまくやれば大きく儲けることができるビジネスであることがわかったニュースだった。
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