不動産投資で成功を収めると、市場に出回らない非公開の優良物件が回ってくるというイメージがあるだろう。では、サラリーマン不動産投資家がそのような非公開物件を紹介してもらうことは可能なのだろうか?
ここでは非公開物件を紹介してもらう方法についてみていきたいと思う。
目次
非公開の優良物件が紹介される投資家とは?不動産業者が非公開物件を紹介する理由は?両手取引が狙い?
非公開の優良物件は、不動産業者の規模に関わらず、即決して買いそうな投資家にしか紹介されないのが一般的だ。
レインズなどに掲載せず非公開とする理由はさまざまであるが、多くの場合は他の不動産業者に紹介しなくても、自社の顧客で買い手が見つかると見込んでいるからだろう。不動産業者は売主も買主も自ら見つけてくることによって、双方から売買手数料が貰える両手取引となることを狙っている。
それでも買主が見つからない場合には、仕方なくレインズなどに掲載して、他の不動産業者に紹介することになる。非公開物件の紹介を受けるには、その前に物件の紹介を受ける繋がりが必要となってくる。
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非公開優良物件を紹介してもらうには、不動産業者と取引実績を作ることが重要。信頼関係が構築され、話が早くなる。
非公開の優良不動産物件を紹介してもらうには、まずは不動産業者と一度、小さな金額でも良いので取引の実績を作り、信頼関係を構築することが重要となる。不動産業者は一度取引をしてくれた客は、今後も購入してくれる可能性が高いことを経験上理解している。
一度取引をしてしまえば、信頼関係がすでに出来上がっているので、購入の意思がないのに決断を先延ばしにしたりすることもなく、予算なども明確になっていることが多くて、取引完了までの話が早くなる。
そのため、優良物件が不動産業者に回ってきた際には、取引実績があって購入余力がありそうな投資家から順番に紹介されていくことになる。
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初心者が非公開物件の紹介を受けるには、担当から必ず買うという姿勢を見せる。紹介された際には瞬時に判断できるように準備と勉強を。
非公開物件を紹介してもらうためには、不動産業者と取引実績を作ることが重要となるが、自己資金が少なく、ローン審査も通るかわからない場合には、その担当者から必ず買うという姿勢を見せることで、紹介してもらうことができるかもしれない。
もし非公開物件の紹介を受けた際には、物件が購入するに値するのかを瞬時に判断して、買付の意思を表明する必要がある。よく初心者にありがちなのが、不動産業者が優良物件であると思って紹介しているのにも関わらず、知識不足からその判断ができず、不動産業者から嫌われてしまうことがある。
また折角紹介してもらった物件にケチをつけたりすると、厳しくてややこしい客と思われて、その後物件を紹介してくれることは無くなるかもしれない。
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【非公開優良物件】をサラリーマン投資家が安く買う方法まとめ
非公開優良物件を紹介してもらうためには、不動産業者と取引実績を作って、信頼関係を構築することが一番の近道となる。また、その時に備えてしっかりと勉強したり、自己資金を作ったりと準備をしておくことが重要だ。
非公開物件を購入することができれば、不動産投資で成功する確率は高くなるので、不動産業者から紹介されるような客になるようにしよう。
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