不動産賃貸経営において馬鹿にならないのがリフォームや修繕費用。
不動産管理会社が提案してきた見積書通りに行っていると、相場よりだいぶ割高な費用を支払うことになってしまうので、注意が必要だ。
私は最近所有する不動産物件の1つのタイムスイッチが故障して、駐車場の照明が付かなくなったとの連絡を不動産管理会社から受け、見積書と受領した。
ここではタイムスイッチ交換費用を、当初の見積もり24,840円(本体11,880円+交換費用12,960円)から6,240円(本体3,000円+交換費用3,240円)に抑えた方法について紹介していきたいと思う。
⇒【不動産投資の立地の考え方】
目次
タイムスイッチとは?不動産管理会社からの見積もり金額は?
私は4棟のマンションを保有しており、最初の物件を購入してから3年以上が経過しているが、タイムスイッチを交換するのははじめてである。
そもそもはじめて聞く部品の交換であったし、交換費用の相場がわかっていなかったが、感覚的に最初貰った見積もりは高いなと感じていた。
タイムスイッチとは、設定した時間に電源のオン・オフを行うことができる装置のことで、私のケースでは駐車場の照明に使われており、日の入り時刻にタイムスイッチで照明を付け、日の出時刻に照明を切るものである。
最初に不動産管理会社から受け取った見積もりは以下の通り、24,840円(税込み)で内訳は本体が11,000円(税抜き)で交換工事費が12,000円(税抜き)に消費税8%。
アマゾンでタイムスイッチを購入して現物支給、8,000円以上の節約
私は必ず物を交換する際には、型番を記載してもらうようにお願いしているため、今回は「パナソニック TB15601K」に交換する予定であることがわかる。
これをアマゾンで調べてみると、なんと3,000円で販売されていた。
8,000円も抜かれていたのである。
引用:Amazon
ただ11,000円というのが根拠のない数字だったわけではなく、パナソニックのホームページでは、希望小売価格(税抜)は11,000円となっていた。
引用:パナソニック ホームページ
とりあえずアマゾンで買って現物支給をすることで、まずは8,000円の節約に成功した。
タイムスイッチ交換作業工程や料金をネットで調べて、9,000円以上の節約
最後に交換費用の部分。
エリアを絞らずにネットで調べると3,000円(税抜き)~対応してくれそうな業者もありので、そのことを管理会社に伝えると以下のような返信が返ってきた。
「取り付けに時間がかかり、工程も複雑な程高くなっていくのが一般的」とあったため、工程がどの程度複雑のかをネットで調べてみることにした。
施工説明書が見つかったので見てみると、ただ線を入れ替えるだけで、素人でも30分で対応できそうな内容。
引用:施工説明書
この施工説明書と一緒に再度、不動産管理会社にメールをして、簡単な内容であるので、とにかく再度料金を交渉して欲しいことを伝える。
特にこちらからは希望金額は伝えていないが、5,000円+税くらいで対応してくれればよいかなと思っていた。
そして不動産管理会社からの返信は以下の通り。なんと3,240円(税込み)で対応してくれるとのこと。
最終的な見積書は以下の通り。
まとめ
最終的に現物支給と交渉によって、18,600円の節約に成功した。
見積もりの高さは、不動産管理会社へのキックバックがあるのか、それとも工事業者がぼったくっていたのかはわからないが、不動産管理会社任せにしていると、リフォーム費用が高額になってしまう良い例である。
このように少し工夫するだけで費用を大きく下げることができるので、参考にしていただけたら幸いだ。
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