注目の記事 PICK UP!

【家賃・契約更新料交渉】の方法や可能性をわかりやすく解説。大家は退去されるより減額した方が良い?新築プレミアム・広告料・仲介手数料・原状回復費用・空室リスクとは?

賃貸マンションやアパートに住んでいる人は多いと思うが、通常2年に1回程度契約の更新時期がやってくる。その際には契約更新手数料という形で家賃の1ヶ月分が請求されたりする。

高いなと思いながらも、引っ越しするのも面倒だし、費用も掛かるからとそのまま支払う人が多い。しかしながら、これらの更新手数料も交渉して無くすことができるし、場合によっては家賃を下げることも可能になる。

ここでは賃貸契約での貸し手である大家側の事情を説明し、家賃交渉や契約更新料の更新に役立てて頂ければと思う。

不動産賃貸の家賃は経過年数とともに下落。新築プレミアムとは?築20年程度で底となるが、近隣相場によっての上下はある。 

マンションやアパートは築年数が経過していくと一般的に家賃が下がっていくものである。一番家賃の下落が大きいのは、新築時の入居者が退去した後で、新築プレミアムと言うものが乗っている。新築プレミアムは最初の入居者だけに適用されて、2回目以降の入居者には適用されないので、家賃の下げ幅が一番大きくなる。

もちろん家賃は永遠に下がり続けるわけではなく、一般的には築20年くらいで最安値となり、そこからはあまり下落しない。ただ家賃相場は近隣の競合物件などの外部要因に左右されるため、築20年を超えても家賃が上下することはあり得る。

⇒【利回りの詳細をわかりやすく解説

⇒【サラリーマンが不動産投資で好条件の融資を受ける方法やテクニック

賃貸借契約更新の際には家賃が記載、大家側から減額を申しでることはあり得ない。長期入居によるメリットとは?原状回復費、空室リスク、広告料。 

2年毎の契約更新の際には、契約更新後の家賃も記載されているが、余程のことがない限りは現在の家賃と同額となるだろう。物件の家賃としては下落していたとしても、大家の方から家賃の減額を申し出ることはまずないと考えてもらっていい。

そのため、不動産賃貸経営を行っていると、長期間入居している人の方が高い家賃を払っているということが良くある。大家としては長期間入居してもらった方が、安定的に家賃が入ってきて空室リスクもないし、次回賃貸に出すための原状回復費用の負担もないし、不動産仲介業者に支払う広告料もない。

長期的な入居は大家にとって理想的な状況であり、不動産賃貸業の安定収入となる。長期入居するのであれば、他の入居者より家賃が安くても良いのに、そのような状況はまず起こりえない。

⇒【利回り・賃貸需要から考える不動産投資物件の選び方

⇒【積算価格・出口戦略(売却)から考える不動産投資物件の選び方

家賃・更新料交渉の具体的な方法とは?賃貸物件の家賃相場を調べて交渉の材料としよう。 

不動産で退去が発生すると、大家は空室期間家賃が入ってこないし、現状回復費用を負担して部屋をリフォームしなければいけないし、成約の際には不動産仲介業者に広告料と呼ばれる謝礼を支払わなければならないし、さまざまな費用がかかってくる。

大家側からすれば退去はどうしても避けたいのである。では具体的にどのように家賃や更新費用を交渉していけばよいのだろうか?理由もなく家賃を下げて欲しいと言っても断られる可能性が高いので、しっかりと理由を見つけて交渉しよう。

まず契約更新の時に、自分が住んでいる物件の同じタイプの部屋の家賃を見てみよう。もしそこで自分が払っている家賃より安ければ交渉する材料となる。また、空室が多ければ尚更退去は嫌なので、交渉しやすくなる。

もし調べてみても交渉の材料が見つからない場合は、素直に家賃減額してくれたり、更新料が無ければ更新しようと思うが、更新料がかかるのであれば引越ししようと思うとそのまま伝えてみよう。大家としては退去が一番嫌なので、交渉に応じる可能性は十分にある。

⇒【銀行融資を活用したサラリーマンにおすすめの不動産投資方法とは?

⇒【マンション区分所有投資をサラリーマンにおすすめしない理由とは

【家賃・契約更新料交渉】の方法や可能性をわかりやすく解説まとめ 

家賃は借り手側からアクションを起こさないと下がることはまずない。住居費用は人生の中でも一番大きな費用の1つなので、少しでも安く済むことができれば、長期的には大きな金額の節約となる。

理由もなく闇雲に交渉すると嫌がられるので、しっかりと調べた上で交渉するようにしよう。

<こんな記事も読まれています>

⇒【銀行融資二重契約オーバーローンについてわかりやすく解説

⇒【サラリーマンが知っておくべき銀行融資・借入の基本とは

⇒【スルガ銀行が不動産業者から好まれる理由とは

⇒【サラリーマン引退のための不動産投資戦略とは

⇒【サラリーマンの不動産投資の始め方とは?書籍・セミナーをどのように活用すべきか?

⇒【スルガ銀行不正融資問題で訴訟もスルガ銀行は徹底抗戦の姿勢

⇒【地方高利回り不動産購入のポイントを解説

⇒【建物相当分の消費税還付の最新の方法をわかりやすく解説

⇒【不動産投資の減価償却費の詳細をわかりやすく解説

関連記事

  1. サラリーマン不動産投資家の典型的な3つの失敗例とは?物件選びが業者任せ、自己資金が少ないのにフルロー…

  2. 「一法人一物件スキーム」崩壊で不動産価格が下落?銀行から一括返済や高額な金利を求められるケースも。

  3. 【一般媒介契約】についてわかりやすく解説。メリットやデメリット、おすすめな理由。

  4. 【サブリース契約】の詳細を不動産投資初心者にわかりやすく解説。家賃収入が保証されると思いきや契約を解…

  5. 【不動産管理会社】の業務内容や手数料相場についてわかりやすく解説。サラリーマン投資家は自主管理でも対…

  6. 【不動産投資セミナー】に参加する際に注意すべき3つのポイントとは?無料セミナーは不動産業者が高い物件…

  7. 【固定資産税】をわかりやすく解説。計算・支払い方法や不動産を売却した場合の清算は?

  8. 「属性」とは?サラリーマンが銀行融資を使って不動産投資を行うには重要?

  9. 三為業者が不動産物件を売り急ぐ理由やスキームをわかりやすく解説。中間省略登記を活用し、手付金だけで高…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

人気記事

アーカイブ

PAGE TOP