サラリーマン不動産投資家でも、残念ながらうまく運営することができずに、破綻してしまう人もいる。
最近ではスマートデイズが展開していた女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」をスルガ銀行から融資を受けて購入していた人は、破綻しているかかなり破綻に近い状況になっているだろう。
ここではサラリーマン不動産投資家で破綻する人の特徴について、みていきたいと思う。
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自己資金が無いサラリーマン不動産投資家は危険
サラリーマンは安定的な給与所得があるから、銀行から融資を受けやすいというメリットがあるが、使い方を間違えてしまえば破綻してしまう可能性が高くなってしまう。
特徴的なのは、自己資金がほぼないにもかかわらず、億単位のオーバーローン融資を受けて不動産を買ってしまう人。
フルローンやオーバーローン自体が悪いという訳ではないのだが、自己資金がない中では非常に危険である。
オーバーローンで融資を受けると家賃収入に対する返済の割合(返済比率)が高くなってしまうので、複数の退去が発生したり空室が続いてしまうと銀行への返済が難しくなってしまうことがある。
また自己資金がないため、なんかのトラブルがあった際にも対応することができずに、破綻してしまうという人も多い。
⇒【公庫は初心者におすすめ?】
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不動産業者任せのサラリーマン投資家は破綻しやすい
不動産業者任せにしてしまう人も破綻する可能性が高く、危険である。
不動産投資に興味を持つサラリーマンは、不労所得を得て最終的にはセミリタイアしたいと思っている人が多い。
不労所得というのを文字通り受け取ってしまって、何もしなくても家賃収入が入ってくるものだと勘違いし、不動産業者に丸投げして割高で本来購入すべきではない物件を掴んでしまうことだろう。
スマートデイズの「かぼちゃの馬車」もまさにこの例である。
不動産業者からしてみれば、そのようなサラリーマンは格好のターゲットであり、いかに高く販売するかということを考えている。
このように深く考えずに丸投げするサラリーマン不動産投資家がいるから、悪質な不動産業者が無くならないのである。
⇒【サラリーマン投資家の失敗談】
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勉強しないサラリーマン不動産投資家は破綻リスクが高い
これも早くサラリーマンを引退したいという気持ちと関連してくるが、ほとんど何も勉強せずに不動産投資をはじめてしまう人も、破綻する人が多い。
不動産投資はあくまで副業という位置づけであるため、楽をして稼ごうと考えている人は破綻する確率が高まってしまう。
不動産投資は立派な賃貸経営という事業であり、本来はサラリーマンの仕事より難易度が高いものである。
それなにほとんど勉強をせずに、また物件購入後も何もせずに不動産管理会社に任せっぱなし、空室が続くと文句だけ言うという人は、誰からも信頼されずに失敗してしまうだろう。
⇒【不正融資に巻き込まれないための注意点】
⇒【不動産投資はリスクが高く危険?】
まとめ
不動産投資はうまくやれば低リスクで安定的な収入を得ることができるものの、あまり勉強せずに何も考えないでいると、不動産業者のカモにされて失敗する可能性が高くなってしまう。
サラリーマン引退、不労所得という言葉に惑わされずに、事業という事をしっかり理解して、真剣に取り組むことが必要なってくる。
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