注目の記事 PICK UP!

一棟アパート・マンション投資のデメリットは?サラリーマン不動産投資家が知っておくべき注意点やリスクの詳細を解説。区分所有マンションとの違いは?

サラリーマンが不動産投資を行うのであれば、一棟アパート・マンションを中心に考えていくべきではあるが、もちろんデメリットも存在する。

ここではあえて、一棟アパート・マンションのデメリットをあげていくので、投資をする際の参考にして頂ければと思う。

⇒【銀行融資二重契約オーバーローンについてわかりやすく解説

部屋数が多くて管理が大変なのが一棟物件のデメリット。 

一棟物件は部屋数が多いため、管理や運営の手間がかかる。入退去の対応から入居者からのクレームなど、サラリーマンが副業として対応するには、想像以上の作業量になることもある。

これに対する解決方法は、不動産管理会社を使うことである。少しでも収益性をするのであれば、自主管理を行うことが望ましいが、一棟物件のように部屋数が多い場合には、不動産管理会社を使った方が良い。不動産管理業務は付加価値が出せる部分ではないので、そのような作業は業者に任せて、不動産購入の方に時間を使った方が良いだろう。

⇒【スルガ銀行が不動産業者から好まれる理由とは

複数の部屋が同時に退去する可能性があるのが一棟物件のデメリット。 

不動産の繁忙期と言われる1月~3月は入居だけでなく、退去も増える可能性がある。特に学生や新卒の社会人をターゲットとしたワンルーム物件であれば、卒業や転勤、結婚などで退去に繋がる場合も多い。

部屋数が多いと、複数の部屋がまとめて退去する可能性もあり、まとまった金額の原状回復費用がかかったり、一時的に家賃収入が入らなかったりで、収益を圧迫する可能性がある。そうなった時にも銀行への返済に影響が出ないように、手元に現金を残しておく必要がある。退去については長期間運営していけば平準化してくるため、長期的に見れば恐れるリスクではない。

⇒【サラリーマンの不動産投資の始め方とは?書籍・セミナーをどのように活用すべきか?

大規模修繕をしなければならないのが一棟物件のデメリット。 

一棟物件では、区分所有マンションと違って修繕積立金がないため、共用部分の大規模な修繕を行う必要がある。大規模修繕の費用は高額になるため、計画的に資金を貯めておかなければならない。

こちらもしっかりと不動産賃貸経営を行っていれば、大規模修繕の費用を捻出することができるし、大規模修繕実施後にも家賃収入で回収できるという目途がたつため、恐れる必要はない。どうしても資金が捻出できない場合は、リフォームローンのような商品もあるため、銀行から融資を受けて実施することは可能である。

⇒【建物相当分の消費税還付の最新の方法をわかりやすく解説

一棟アパート・マンション投資のデメリットまとめ 

一棟アパート・マンション投資にもデメリットは存在するが、しっかりと想定しておけば、ほとんどが対応することが可能であり、心配する必要はない。デメリットに対処できれば、それがメリットになることもあるので、不動産投資を開始する前には、さまざまなケースを想定しておくことが重要となる。

<こんな記事も読まれています>

⇒【不動産投資で建物価格の割合を大きくした方が良い理由とは?
⇒【家賃・契約更新料交渉の方法や可能性をわかりやすく解説
⇒【築古戸建投資法のメリット・デメリットを解説
⇒【不動産管理会社の業務内容や手数料相場について解説
⇒【不動産投資はサラリーマンに適してしるのか?株式投資・FX・仮想通貨との比較は?
⇒【外国人入居者のメリット・デメリットを解説
⇒【自動販売機を所有不動産に設置するメリットとは?
⇒【2018年スルガ銀行金利交渉の方法やテクニックを解説
⇒【二重売買契約オーバーローンの詳細をわかりやすく解説
⇒【不動産投資でサラリーマンを引退する方法やポイントを解説

関連記事

  1. サラリーマンが不動産投資を始めるなら中古と新築どちらがおすすめ?

  2. サラリーマン不動産投資家に一棟物件がおすすめする理由を解説。セミリタイア・経済的独立を目指すのであれ…

  3. 【不動産投資物件選び方】サラリーマンが購入すべき物件の条件、利回り・賃貸需要。計算方法、考え方、確認…

  4. テナント(店舗・オフィス)物件はサラリーマン不動産投資家におすすめか?レジデンス(住居)物件との違い…

  5. 【旧耐震基準】の不動産物件を購入してもよいのか?リスクやメリット・デメリットは?地震保険は不十分?耐…

  6. サラリーマン不動産投資家の典型的な失敗談。業者の話を信じてはいけない。

  7. 高利回り不動産物件の注意点とは?利回りはリスクに比例。空室率が高い、家賃下落、建物が古い、売却がしに…

  8. 【新築プレミアム家賃】の詳細をわかりやすく解説。築浅物件を購入する際の家賃設定・利回りには要注意。退…

  9. 【不動産投資の収益試算】の際に注目すべき指標とは?自己資金に対する利回り(内部収益率(IRR))、税…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

人気記事

アーカイブ